こんにちは!ボードゲームカフェあなぐまのTomoです。
今日、ご紹介したいボードゲームは”uchibacoya” さんから発売されている『The arctic』
2人用のゲームで、駒を移動させるチェスみたいなゲームです!
とにかく駒が可愛くて、でもやってることは食物連鎖みたいな感じで・・・
とても面白いゲームなので、カップルや親子で遊べると思います!
The arctic
どんなゲーム?
シロクマ陣営とペンギン陣営に別れて、駒の奪い合いかゴールを目指すゲーム!
駒の動かし方は最初にカードをドラフトして決めます。
相手の陣地の端から外に出るか、相手の駒を、シロクマなら1個、ペンギンは2個にしたら勝ち!
ちょっとガイスターに似ているよね!
多彩な駒の動き!
お互いに駒を動かす際には、カードに記載されている動かし方が適用されます。
1回で2度動かせたり、2駒同時に動かせたり・・・様々な動かし方があります。
両陣営で異なる動き
シロクマ陣営
特徴
駒が少ないけど、動きにバリエーションが多いです。
ペンギン陣営
特徴
駒は多いけど、動きのバリエーションが少ないです。
勝利条件
勝ち方は二つ!
- シロクマ陣営はペンギンを2つまで減らす。ペンギン陣営はシロクマを一つまで減らす
- 相手側の陣営から外に駒を出せたら勝利!
ゲームの流れ
準備
お互いにシロクマ陣営かペンギン陣営を選びます。
お互いにカードを6枚ずつ受け取ります。
ペンギン陣営は、6枚の中から3枚を選び、残りはシロクマ陣営に渡します。
シロクマ陣営は、6枚の中から3枚を選び、残りは箱に戻します(使用しないカード)
各陣営は『WALK』の基本カードを1枚受け取ります。
シロクマ陣営は、ペンギン陣営からもらったカードと、『WALK』の基本カード合わせて7枚を相手に見えるようにおきます。
ペンギン陣営も、『WALK』の基本カード合わせて4枚を相手に見えるようにおきます。
駒を足跡の書いてある場所に置いたらゲームがはじまります!
本番
シロクマ陣営が先行になります。
手元のカードから1枚を選んで、そのカードに従って駒を動かします。
カードを動かした先に相手駒があれば『アタック』として、その駒を盤外に取り除きます。
自駒を動かし終えたら、相手の手番になります。
これを交互にくり返し、先に勝利条件をクリアした方の勝ちです。
カードの注意点
遊んだ際に、間違えそうになった点を補足します。
- ”HIT&AWAY” と “CHANCE”が同時に発動した場合には、”CHANCE”の駒から動かすこと!
- “Twice” と “Double” は好きな移動カードを使用する事ができる。(基本移動カード以外でもOK、また、同じカードを2回使うことも可能)
- “Twice” と “Double” はアタックできないが、”Musashi” は発動する
攻略法
このゲーム、カードの種類によって戦略などがガラッと変わってくるので、この組み合わせが最強!などは、断言できません。
ですが、何度も遊んで、この戦法は強いんじゃないかな?というのはあったので紹介します!
MusashiはTier1!!
自分がシロクマ陣営ならMusashiは絶対に取るべきだと思いました!
加えて、VJumpやTwiceと組み合わせれば、相手の密集した場所を一網打尽にできます!
Chance は あった方がいいかも!
シロクマ・ペンギン共に、Chanceカードは持ってた方がいいかも!
どうしても攻めた後の隙が生まれてしまうのが辛い!お互いに駒数が違うため、シロクマなら1つ犠牲に、ペンギンを1つアタックしていたのなら不利になってしまいます。
ペンギンは犠牲覚悟でシロクマ倒しが良いかも?
もしも、手札にDoubleなどがあれば、シロクマを牽制しつつ、ペンギンが外に逃げる機会を伺わせることも出来ますね。
ペンギン陣営は手数は多いですが、動かせるの結局1つまでなので、個々にシロクマに倒されていくと気がつけば残りわずかになってしまいます。
なので、ゴールを目指しつつ叩くような攻めの姿勢が大事だと感じました!
感想
駒の可愛さで遊んでみたくなった、このゲームですが、遊んでみると意外にも悩ましさがあって楽しい!
ドラフトしたカードの効果で遊ぶので、遊ぶたびに戦略が変わっていきます。
ペンギンたちも、親子の駒になっており、やはり子ペンギンを倒される訳にはいかない気分になってしまいます…
色々な感情がありながら、遊べるので非常に面白いゲームだと思います!
ちょっとだけ気になったのは、カードのルールが簡素で、「この局面ではどのようにしたらいいのかな?」と思う場面が割とありました。カードのテキスト通りに処理していけば大丈夫だと思いますが、Tipsみたいな項目は欲しいなと思いました。
ゲームの詳細
販売元:uchibacoya
ゲームデザイン:戸塚中央
イラスト:ウラベロシナンテ
アートディレクション:別府さい
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