概要
スパイシーは、カードの種類と数字を宣言しながら裏向きで出していくブラフ系ボードゲームです。嘘をついたり見破ったりして、場に出されたカードやトロフィーカードを獲得しましょう。トロフィーカードを誰かが2枚獲得するか、トロフィーカードが尽きる山札が尽きたりするとゲーム終了です。最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
面白い所!オススメしたい点!
このゲームを一言で言えば「改良版ダウト」です!
一度は遊んだことがあるかもしれませんが、トランプで順番に数字を出していき、嘘だと思ったら「ダウト!」というあれですね。 小学生のころに何度か遊んだのですが、最後の方はすぐにダウト!って言ってあまりゲームが進まなくなるイメージでした(笑)
ですが、スパイシーの場合には、『色』と『数字』のどちらかをダウトする必要があります。なので片側だけでも合っていれば堂々とカードを出すことが出来るんですよね。
しかも、ダウト(スパイシーではチャレンジ)に成功すれば得点が入ってくるので積極的に嘘を見抜いていく理由にもなります。
大勢で遊ぶのが非常に楽しいゲームなので、ちょっとした集まりに出してもみんなで楽しまれると思います!
他にも、大勢で遊ぶと面白いゲームがありますので、良ければこちらも見てみてください!
それでは、細かい遊び方については下記に記載していきます。
目的
ゲームの目的は、相手の嘘を見抜いて場に出されたカードを獲得する、またはトロフィーカードを獲得して、最も多くの得点を得ることです。カードは1枚につき1点、トロフィーカードは10点として数えます。
項目 | 内容 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ルール難易度 | ★★★☆☆(普通) |
プレイ時間 | 約15分 |
プレイ人数 | 2-6人 |
ジャンル | 心理戦・ブラフ |
遊び方
ゲームの準備
- スパイシーカード(黒色)100枚、トロフィーカード(白色)3枚、世界の終わりカード(青色)1枚、辛さ百倍!カード(赤色)6枚を用意します。
- スパイシーカードを裏向きにしてよくシャッフルし、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
- 残ったスパイシーカードを山札として裏向きにテーブルの中央に置きます。
- 世界の終わりカードを山札の下から数えて10枚目に差し込みます。
- 山札の隣にトロフィーカードを3枚表向きに並べます。
- 最も若いプレイヤーが最初の親となります。
ゲームの進め方
- ゲームは2~6人で遊べます。まず、各プレイヤーは手札として6枚のカードを引きます。
- カードには数字と色(香辛料)が書かれています。数字は1から10まであります。色は赤(チリ)・緑(ワサビ)・青(コショウ)の3種類あります。
- プレイヤーは順番に1枚ずつカードを出していきます。最初に出すカードは自由ですが、2枚目以降は前に出したカードと同じ色か同じ数字か同じ香辛料でなければなりません。
- カードを出すときには、自分以外のプレイヤーに見えないように裏向きにします。そして、カードに書かれている数字と色を宣言します。
<ポイント!> 宣言する数字と色は本当でも嘘でも構いません。
例えば、前に出したカードが赤色のペッパー5だったとします。次に出すカードは赤色か5かペッパーでなければなりません。しかし、実際に出すカードは青色のワサビ8だったとしても構いません。その場合、「赤色のペッパー6」と宣言することができます。
カードを出した後に他のプレイヤーはチャレンジをすることができます。。チャレンジするプレイヤーは「〇〇が嘘だ!」と言います。数字か色のどちらかが嘘であることを必ず伝えます。
ゲームの終了時
ゲームが終了するタイミングは次の3つになります。
- 「世界の終わり」カードが山札の一番上に現れた場合
- 3枚のトロフィーカードすべてが獲得された場合
- 1人のプレイヤーが2枚のトロフィーカードを獲得した場合
トロフィーを2枚手にした人がいれば、その人が即座に勝利します。
それ以外の場合にはすべてのプレイヤーはチャレンジで獲得したカードとトロフィーを得点として数え、最後まで残っていた手札をマイナス点とします。
こんな時どうする?
- 最後の手札を出したけど、チャレンジで負けてしまったけど、トロフィーカードはもらえる?
- もらう事ができません。山札から2枚カードを引いて手札に加えます。
- 2枚引く時の1枚目に「世界の終わり」カードを引いてしまったらどうなる?
- 世界の終わりカードが見えたら即座にゲームが終了します。2枚引く時の1枚目であれば残りの1枚は引くことがありません。
- トロフィーカードを引いた後の6枚ドローでも同様に、途中で世界の終わりカードが見えたら終了になります。
- 手札の最後の一枚を出したときにみんなに宣言しなくてもトロフィーカードはとれる?
- 取ることができません。宣言を忘れた場合には、出したカードを手元に戻しカードを1枚引きます(パスした扱いになります)
最後に
このゲームは「オーイシ加藤のピザラジ」でも紹介されていたゲームです! 下記にも動画を残していくのですが、どんな感じに遊ぶのかの参考になります。 簡単な騙しあいなんですが、数字か色のどちらかは本当でもあり、チャレンジする側もされる側もヒリヒリとしてとても面白いです!
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