こんにちは、ボードゲームカフェあなぐまのTomoです。
今日は2人・・・特にカップルに遊ぶのにピッタリなボードゲームをご紹介いたします。
その名も【パリ 光の都】
ゲームの紹介
パリ 光の都は、2019年にCMONから発売された2人用タイル配置ゲームです。このゲームでは、プレイヤーはパリの街並みを美しく照らす建物を建てる建築家の役割を果たします。ゲームは2つのフェイズに分かれており、前半では敷石タイルを配置し、後半では建物タイルを配置します。ゲーム終了時に、最も多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。
ゲームの魅力
美しいコンポーネントと戦略性の高いゲームプレイが魅力です。敷石タイルを配置する際は、街灯の位置や相手の配置を考慮する必要があり、建物タイルを配置する際は、獲得したタイルの種類や配置場所を慎重に検討する必要があります。ゲームは非常によくバランスが取られており、常に接戦を繰り広げることができます。
2人で遊ぶのに最適なゲームです。短時間でプレイでき、戦略性とやりがいのあるゲームを求めている方に最適です。美しいコンポーネントと洗練されたゲームプレイを備えた、2人用ゲームをお探しの方に、ぜひお勧めします。
ゲームの内容物
パリ 光の都のコンポーネントは、非常に美しく作られています。ゲームには以下のものが含まれています。
- ゲームボード
- 敷石タイル
- 建物タイル
- 煙突コマ
- アクショントークン
- アクションポストカード
全てしっかりとした素材で、ゲームを美しく演出しています。
ゲームのルール
パリ 光の都は、2つのフェイズに分けて行われます。
前半フェイズ(PHASE1)
前半フェイズでは、プレイヤーは交互に敷石タイルを配置します。敷石タイルは2×2マスで、自分の色、相手の色、共通の色、街灯のいずれかが描かれています。敷石タイルを配置する際は、街灯の位置や相手の配置を考慮する必要があります。
自分の手番で出来る事
- 敷石タイルを置く→1枚タイルを引く
- 建物ピースを1枚確保する
16枚目の敷石タイルが置かれたとき、前半フェイズが終了します。
後半フェイズで置けるピースは前半フェイズで確保しよう!
後半フェイズで使える建物ピースは確保しておかないと、置けるタイルがなくなってしまいます。
敷石タイルと、建物ピースのどちらを使うかが重要になります。
後半フェイズ(PHASE2)
後半フェイズでは、プレイヤーは交互に建物タイルを配置します。建物タイルは、自分の色の敷石のエリアに配置するか、便利なアクションを行うことができます。アクションは1つにつき1人までしか使用できないため、いつ使うかも重要です。
自分の手番で出来る事
- 建物ピースを1枚置く
- アクションを行う(ポストカードの発動)
ゲームの終了条件
下記の二つが満たされた時ゲームが終了いたします。
- どちらのプレイヤーも建物を置けなくなる
- アクショントークンをお互いに使い切る
ゲーム終了です。ゲーム終了時の得点は、以下の方法で計算されます。
得点計算
1.建物タイルのサイズ×隣接している街灯の数
例)
4マスの建物ピースは2個の街路灯に接しています。
4 × 2 = 8点
このような形で他のピースの得点も追加していきます。
2.自分の建物で繋がっている最大の建物のグループのタイル数
自分の建物ピースを見ます。隣接している建物を見て1番大きい塊を探します。
1番大きい塊1つだけが得点対象になります。何マスあるか数えて得点に加えます。
3.アクションポストカードの点数
8つある内の4つを、お互いに獲得しています。
それぞれの得点内容を確認して、得点を上乗せします。
より多くのポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。
同点の場合には自分の色の空きスペースがより多く見えているプレイヤーが勝利です!
こんな時どうする?
ムーランルージュ、画家のエリアが何処までか分らない!
エリアは建物とボードの端で区切られたエリアになります。街灯や噴水などのそれ以外のタイルはこのエリアの際には無視します。
敷石タイルを置く際に、マス目を無視しておけますか?
置けません。必ず4隅に白い点が来るようにタイルを設置しなくてはなりません。
街路灯は斜めも照らしてくれますか?
照らされません。斜めも含まれるのは大街路灯になります。
ゲームの戦略
パリ 光の都は、戦略性の高いゲームです。勝つためには、以下のポイントに注意する必要があります。
- 街灯の位置を考慮して、敷石タイルを配置する。
- 相手の配置を考慮して、敷石タイルを配置する。
- 建物タイルを効果的に配置する。
- アクションを効果的に使用する。
これらのポイントに注意することで、パリ 光の都で勝つ可能性が高くなります。
ゲームの感想とレビュー
奥さんとプレイした感想!
経験者:Tomo
未経験者:奥さん
敷石タイルを置く所から既にゲームは始まっている
意味が分からない(怒
敷石タイルを置く際には、該当の位置を考えつつ、かつ自分のタイルをどのようにおいていくことが出来るのかを考えていかなければなりません。 考えずに置いていくと、建物を置けなくなってしまいます。 今回は初めての奥さん相手に妨害はなるべく控えて、お互いに置きやすい形になるように進めていきました。 (街灯は自分に有利になるような形で置いていきます)
後半の建物配置の際には、相手がどんな風に置くかを考えつつ・・・、さらには使いたいアクションポストカードを相手に取られない内に使って・・・と考える事が多くて悩ましい!
街灯に隣接していないと得点にならないんだよね、そうするとここに置いても意味ないのか。(ブツブツ)
結果!
Tomo:60点 奥さん:36点
思わぬ大差で勝ってしまいましたが、タイル配置が好きな奥さんにはハマるゲームだったようで、何度か再戦しました。
総評
パリ 光の都は、美しいコンポーネントとシンプルなルールで遊びやすく、戦略性の高い2人用ゲームであると感じました。敷石タイルや建物タイルの配置によって、自分の得点を増やすだけでなく、相手の得点を阻害することもできます。また、アクションポストカードを効果的に使用することで、ゲームの流れを変えることができます。ゲームの終盤まで、どちらが勝つか分からない緊張感があり、とても楽しめました。
個人的には2人ゲームで非常に楽しめるゲームだと思います。
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