こんにちは!ボードゲームカフェあなぐまのTomoです!
みなさん、『アキネーター』ってゲームを知っていますか?
ゲーム内のおじさんが、頭の中に思い浮かべた物を、何回かの質問で当ててくる謎のおじさんです。
10年以上前に流行ったような気がしますが、当時は驚きを隠せませんでした。
マジックのような、いっそ魔法のような気さえしていました。
さて、今回ご紹介したいゲームは、そんな魔法のタネを持った人物が1人だけいるゲームです。
その、答えを知っている人を見つける…大人数で遊べば最高に楽しいのは間違いないです!
インサイダーゲーム
オインクゲームズさんから出ている『インサイダーゲーム』
インサイダーと聞くと、株とかで裏で情報を知っていたりする人を思い浮かべますよね。
インサイダーを調べると下記のような言葉が出てきます。
goo 辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/
内通者みたいな言葉ですね、この『インサイダーゲーム』も1人だけ「内通者」が存在します。
どんなゲーム?
ゲームは2部制!
前半はまず、マスターだけが知るはずの単語をみんなで当てよう!
例えば、お題が『りんご』なら
「マスターは今まで触ったことがありますか?」「はい」
「それは食べ物ですか?」「いい質問ですね!”はい”です」
「それは野菜ですか?」「いいえ」
「それは果物ですか?」「はい」
「それは『りんご』ですか?」「正解です!」
みたいな流れでゲームをします!
後半戦
前半戦はマスターに質問をしてお題の答えをみんなで当てよう!
でも、いろいろある単語の中から、お題を簡単に見つけるのは難しいです・・・
後半戦は答えを上手く導いていたインサイダーが誰だったかを当てよう!
ゲームの流れ
1.まずは役職を決めよう
3種類の役を最初にプレイヤーに決めてもらいます。
自分の役は自分しかわかりません。(人狼のように自分の役は秘密にします)
配役は3種類のみになります。
- マスター:お題の答えを知る人、みんなから質問されたらYesかNoでしか答えられない
- インサイダー:お題の答えを知る人、選ばれた人は自分を隠し通しながら、お題をクリアに導く
- 庶民:インサイダーを探りつつ、お題をクリアする。
マスターの人だけ自分がマスターであることを伝えて、ゲームの進行をします。
2.お題を確認しよう
マスターは全員に目をつぶってもらい、山札の一番上をめくりましょう。
めくったカードは1−6までの単語が書かれています。
山札を見るとカードの背面に数字が描かれています。
その数字がお題になります。写真の場合だと『ツルハシ』がお題になります。
マスターは確認したら目を閉じて、インサイダーに目を開けてもらうように伝えます。
マスターが10秒数えている間にインサイダーの人は目を開けてお題を確認します。
確認したら目を閉じましょう。
10秒数え終わったら、マスターは目を開け、お題を山札に戻します。
3.【前半戦】お題を当てよう
マスターは全員に目を開けるよう伝え、砂時計をひっくり返したらゲームスタート!
庶民とインサイダーはマスターに『Yes』か『No』で答えられる質問をしよう!
マスター
『Yes』か『No』で答えよう!
もしも、答えに近づく良い質問が出たら『良い質問ですね』と皆に分かるように伝えよう!
庶民
全力で答えを当てに行こう!
インサイダー
庶民に混じって一緒に答えを当てよう!
砂時計が落ちきる前に答えがでないと、敗北してしまうので、なんとか答えまで導こう!
答えが時間以内に出た/出なかった
答えが出た場合には、砂時計をひっくり返して、すぐに後半戦に挑みましょう!
答えが出なかった場合には、残念ながらゲームはここで終了です。
全員の敗北になります・・・
4.【後半戦】インサイダーが誰だったかを討論しよう
答えが出るまでにかかった時間=討論時間 になります。
マスターも一緒になって全員でインサイダーが誰だったかを話し合いしましょう。
砂時計が落ちきったら、投票時間になります。
5.多数決で投票
まずは、答えを出した人が『インサイダー』かどうか投票しましょう。
一斉に、解答者がインサイダーか投票します。
投票後に答えを出した人は自分の役職を公開します。
インサイダーであれば、票が過半数に満たなければ、インサイダーの勝利!
過半数を取っていれば庶民の勝利。
庶民であれば、票が過半数に満たなければ、全体投票に進みます。
票が過半数だった場合には、間違った人が投票されたのでインサイダーの勝利になります。
セーので残りの人で怪しいと思う人を指名しよう!
残された中にインサイダーがいます、全員で解答者を除いた人から1人を指さしてインサイダーを決めましょう。
多数決で決めるため、最多の人が全員の総意となります。
※同数だった場合には解答者がどちらかか、最終決定をします。
最多の人がインサイダーであれば、庶民・マスターの勝利!
インサイダーでなければ、インサイダーの人の勝利!
人狼が苦手な人でも楽しめる!
このゲームはインサイダーだとバレないように嘘をつく場面はありますが、人狼と比べてたくさん嘘を付く必要はありません。偶然当たってしまった場合もあるし、ヒラメキで庶民がグイグイ答えを導くこともあります。なので、人狼が苦手だなと思う人でも多少遊びやすい用に出来ています。
ゲームの詳細
発行:オインクゲームズ
ゲームデザイン:team Insiderrrr
イラスト:team Insiderrrr
アートワーク:team Insiderrrr
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