概要
「ハゲタカのえじき」は、1988年にドイツで発売されたカードゲームで、現在世界で300万部以上販売されているロングセラーです。
ドイツのゲームデザイナーであるアレックス・ランドルフによって制作されました。1988年にドイツのゲーム会社ラベンスバーガー社から発売されました。日本では、ツクダ プレイシングス社から発売され、現在はメビウスゲームズ社が販売しています。
どんなゲーム?
ハゲタカのえじきは、シンプルなルールながら、緊張感あふれるゲームです。手札から1枚カードを出し、一番大きい数字を出した人がハゲタカカードを獲得しますが、同じ数字を出してしまうと、ハゲタカカードを獲得できません。また、ハゲタカカードがマイナスの場合は、一番小さいカードを出している人がハゲタカカードを獲得し、得点を失います。
そのため、他のプレイヤーと違う数字を出すためには、他のプレイヤーのカードを見ながら、慎重にカードを出す必要があります。また、ハゲタカカードがマイナスの場合は、他のプレイヤーにハゲタカカードを獲得させないように、一番小さいカードを出さないようにする必要があります。
毎回、手札のカードを出すだけと、ルールは簡単で7歳以上なら誰でもすぐに遊ぶことができます。また、最大6人まで遊ぶことができるので、家族や友達とワイワイ楽しむことができます。
面白いポイントとオススメポイント
ハゲタカのえじきの面白さは、心理戦とブラフが楽しめるところです。カードを出すタイミングを間違えると、他の人とマイナスの得点になってしまうので、相手の動きを見ながら、慎重にカードを出す必要があります。また、ハゲタカカードが出た時に、誰が負けるかを予想するのも面白いです。
早見表
項目 | 内容 |
---|---|
対象年齢 | 7歳以上 |
ルール難易度 | ★★☆☆☆ |
プレイ時間 | 約20分 |
プレイ人数 | 2人〜6人 |
ジャンル | 読み合い・バッティング |
遊び方
ゲームの準備
まず、1〜15の数字が書かれたカードを各プレイヤーに1セットずつ配ります。
次に、-5〜+10のハゲタカカードをよく混ぜて、テーブルの中央に置きます。
ゲームの進め方
ハゲタカカードの山の一番上を表にし、各プレイヤーは手札から1枚選んで自分の前に出します。
すべてのプレイヤーが出したら一斉にそれを表にします。
ハゲタカカードは得点カードです。ハゲタカカードがプラスの場合は一番大きな数字を出している人が取れます。ただし、同じ数字を出している人がいる場合には、それらの人は取れません。
その次に大きな数字を出している人が取れます。つまり、「単独で一番大きな数字」を出している人が取ります。
例)10のハゲタカカードが公開されている
4人で遊んでいる場合、それぞれの人が1枚カードを裏向きに出しています。
全員で公開して、今回は「12」を出した人が勝利します。
ハゲタカカードがマイナスの場合
一番小さなカードを出している人が取らなければなりません。ただしこの場合も、同じ数字を出している人がいれば取る必要はありません。つまり、「単独で一番小さな数字」を出している人が取らなければなりません。
例)画像の場合
「5」を出している人が2人、次に小さい数字の「8」出している人がいます。
1番小さい数字は「5」ですが、2人が出しているため、打ち消しあって「8」の人が「単独で1番小さな数字」になります。
ゲームの終了と勝者の決定
ゲームは、ハゲタカカードをすべて取るまで続きます。
最後に、最も多くの得点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。
こんな時どうする?
- 全員がバッティング(同じ数字を出した)してしまった場合。(バッティングした組が複数も同様)
- 次にめくるハゲタカカードと一緒に奪い合います!その次も誰も取ることができなかった場合には、また次に繰り越されます。
最後のゲームで全員がバッティングしてしまった場合には、誰も取ることができません。
- 次にめくるハゲタカカードと一緒に奪い合います!その次も誰も取ることができなかった場合には、また次に繰り越されます。
最後に
ハゲタカのえじきは、シンプルなルールながら、緊張感あふれるゲームです。
戦略性
手札から1枚カードを出し、一番大きい数字を出した人がハゲタカカードを獲得しますが、同じ数字を出してしまうと、ハゲタカカードを獲得できません。また、ハゲタカカードがマイナスの場合は、一番小さいカードを出した人がハゲタカカードを獲得し、得点を失います。簡単なルールで、わかりやすいのに遊んでみると奥が深いようにも思えます。
他のプレイヤーと違う数字を出すためには、他のプレイヤーのカードを見ながら、慎重にカードを出す必要があり、ハゲタカカードがマイナスの場合は、他のプレイヤーにハゲタカカードを獲得させないように、一番小さいカードを出さないようにする必要があります。
どんな人にもオススメができる!
ハゲタカのえじきは、家族や友人と楽しく遊べるゲームです。シンプルなルールながら、緊張感あふれるゲームなので、ぜひ一度遊んでみてください。
私自身もハゲタカのえじきが好きで、よく遊んでいます。シンプルなルールなので、子供から大人まで楽しく遊ぶことができます。また、緊張感あふれるゲームなので、勝負に勝ったときの喜びもひとしおです。個人的に6人くらいいると、バッティングの回数が増えて、あえて小さい数字で勝負することもでき、ゲームの面白みがより高まると思います。
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