ボードゲームカフェあなぐまのTomoです!
今日ご紹介するのは『AZUL(アズール)』と言うゲームになります。
このゲームはタイルを取って配置していくゲームですが、相手の必要な物などをよく見て相手の邪魔をしつつ、自分の効率を狙ってく面白いゲームとなっています。
複数人でのプレイももちろん面白いですが、1対1のサシで勝負するのも非常に楽しいです!
AZULとは
AZULは“エヴォラ宮殿“の壁をカラフルなタイルで装飾するボードゲームです。
ゲーム背景として次のような事が記されています。
アズレージョは、ムーア人によってもたらされた、
美しい装飾タイル(元々は、白と青の陶製のタイル)です。ポルトガル国王マヌエルI世は、スペイン南部のアルハンブラ宮殿を訪れた際、
このムーアの装飾タイルの衝撃的な美しさに魅了されました。アルハンブラの美しい内装に心を打たれた王は、
ホビージャパン AZUL製品サイトより https://hobbyjapan.games/azul/
すぐにポルトガルの自らの宮殿の壁を同様のタイルで装飾するよう命じました。
ここから、プレイヤーの人たちはタイルアーティストとして、壁の装飾を行っていきます。
タイルを取って、壁(個人ボード)に配置していこう!
ルールはシンプル!
下記の二つの内どちらかを行います。
・中央の工房ボード(画像の丸いボード上の4つのタイル)から欲しい色のタイルを取って、自分のボードに置いていく!
・中央のタイルを取る
誰かが横一列にタイルを配置したらゲーム終了!
得点が一番高い人が勝者!
ゲームの流れ
ゲームの準備
工房ボードにタイルを準備
人数に応じて工房ボードの数が変わります。
- 2人:5枚の工房ボード
- 3人:7枚の工房ボード
- 4人:9枚の工房ボード
各工房ボードの上に4枚の装飾タイルを置いていきます。
2人プレイだと写真のようになります。
ポルトガルに最近行った人が最初のプレーヤー!?
このゲーム、手番の最初のプレイヤーはポルトガルに最近行った人からゲームが始まります…
居ない場合にはジャンケンで決めましょう!
ルールは非常に簡単!
手番の人から時計回りにゲームが進みます。
AZULは3つのフェイズでゲームを進行していきます。
- 工房の提示
- 壁へのタイル配置
- 次のラウンドの準備
それぞれのフェイズについて見ていきましょう。
工房の提示
ゲームのメインとなる部分です。
AZULは『工房ボード』と、その中央になる『テーブル中央』の二つの場所が存在します。
工房ボードからは4つの中から1種類の装飾タイルを取り、余った装飾タイルが、中央テーブルに移ります。
そのため、中央テーブルには多くの装飾タイルが集まってきます。
以上を踏まえて、自分の手番の時にできることは下記の2つ
- 工房から1種類の装飾タイルを全て取り、自分のボードに配置する。
- 中央テーブルから1種類の装飾タイルを全て取り、自分のボードに配置する。
ラウンドの最初に中央テーブルから取った人は、スタピを床ラインに配置します。
取ったタイルは写真のように並べていきます。
床ラインはボード最下段の場所になります。取ったタイルが溢れたり配置したくない場合には床ラインに配置して、得点計算の際にマイナス点をもらいます。
壁へのタイル配置
個人ボードを見ると、1マスから5マス分の置き場所があります。
このマスが埋まっている場合にのみ、タイルを一つ取って右側の同じ行の同じ種類の場所に置くことができます。
マスが未達の場合には自ラウンドに持ち越しになります。
移動したら得点計算!
マス目が埋まって、右側にタイルを移動できたら得点計算をします。
移動したタイルに隣接するタイルが縦横にあるか、確認をしてください。
横に3つ、縦に2つ繋がっている場合には、合計で5点の得点となります。
※斜めはカウントされませんので注意ください
次のラウンドの準備
各プレイヤーの中で、タイルを横一列に配置できた人がいる場合には、ゲーム終了となり、
ボーナスの得点計算になります。
ゲームが終了していない場合には、スタピが床ラインにある人が工房ボードにタイルを置いていきます。
全て置いたら次ラウンドが始まり、『工房の提示』から始めます。
ゲームの終了
横ラインを作ったプレイヤーが1人でもいれば、ゲーム終了となり、下記のボーナス点を加えます。
- 横一列埋まった行×2点
- 縦一列埋まった列×7点
- 5行に同じ種類のタイルがある場合 1種類につき10点
上記の点数を加算した得点が最終得点になります。
一番多い人が優勝です!
勝利の鍵は相手のボードをよく見る事!
AZULを勝つには、自分の盤面の最高率だけを狙っていてもなかなか勝ち辛いです。
相手の盤面を見て、欲しいタイルがあれば先に取るのも重要!
また、相手のパンクを狙うために誘導することも必要だと思います!
スタッフの感想!
個人的には2人対戦がとにかく熱いです!
綺麗な見た目とは裏腹に、相手の行動を先回りしてタイルを取ったりしないといけないので、
結構、「先にやられた〜」ってなることが多いです。
同じくらいの力量の人と遊ぶと、真剣勝負が楽しいので是非遊んで見て欲しいです!
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